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【デンマーク】旅行活動の段階的再開に関する政党間合意について

現地時間4月13日、デンマーク外務省および法務省は、「旅行活動の段階的再開に関する政党間合意」について共同プレスリリースを発出しました。日本からの渡航者等に関係する概要は以下のとおりです。

(外務省発表)
https://um.dk/da/nyheder-fra-udenrigsministeriet/newsdisplaypage/?newsID=59D3031D-8A3E-4B83-9BAE-F6F643CB2142
(法務省発表)
https://www.justitsministeriet.dk/pressemeddelelse/enighed-om-markant-og-ansvarlig-genaabning/
(政党間合意)
https://www.justitsministeriet.dk/wp-content/uploads/2021/04/Endelig-aftaletekst.pdf
(承認に値する入国目的)
Bilag-1-Anerkendelsesvaerdige-formaal-1.pdf (justitsministeriet.dk)

(1)第一段階:4月21日から
●特定の国/地域の感染状況(発生率、陽性率、検査頻度)に基づいて差異化されたリスク評価が適用され、定期的にアップデートされるEU/シェンゲン協定加盟国および第三国への渡航勧告モデル(EU/シェンゲン協定加盟国内の地域別の勧告含む)が再導入される。
●新たに懸念されるウイルス変異株を考慮にいれた、新しい「赤」のリスク評価が導入される。これにより、今後は(外務省渡航勧告の地図上で)世界は黄色、オレンジ、赤の国・地域に色分けされる
●入国後の検査と隔離の要件を含む、年始以降に導入された措置を継続する。ただし黄色の国や地域からの渡航者は隔離から免除されるという緩和を伴うものとする。
●ビジネス出張者が海外出張後に職場で会議に出席できるよう、より緩和された規則の再導入。
●デンマーク人とデンマークに居住する人で、北欧に自身が所有する人里離れた別荘等に旅行する人が帰国後に隔離しなくていいよう、より緩和された規則を導入。
●承認に値する入国目的のリストを拡大し、とりわけ、国民高等学校とエフター・スコーレの学生、交換留学生、農業研修生、海外に居住するデンマーク人とともに渡航する配偶者・同居パートナー・子ども、別荘の所有者、ボートの所有者、またはキャンプ場に固定の場所の使用権を有する人はデンマークに入国することができる。また、特に国境地域に居住する学生等に関し、必要な範囲で隔離の要件が緩和される。
●デンマークのプロ・スポーツ選手は、トーナメントに参加できるだけでなく、チャンピオンシップ、競技会、合宿などに参加するために海外に行った後の隔離期間中もトレーニングを行うことができなくてはならない。

(2)第二段階:2021年5月1日
●ワクチン接種を完了したデンマーク人及び黄色とオレンジ色のEU/シェンゲン協定加盟国からの観光客を含む外国人は、デンマークへの入国後の検査と隔離を必要とせずに、デンマークを出入国することができる。これは懸念されるCOVID-19変異株に基づくリスク評価が赤の国には適用されない。
次のことが前提条件となる。
○予防接種を受けた人の未成年の子供が両親と一緒に旅行できることをどのようにして確保するかなどの、専門的かつ実用的な未解決の問題が明確にされること
○保健医療的に適切であること
○渡航者が必要な証明書を提示すること
デンマークおよびその他の国でのワクチン接種の展開に伴い、より多くの人々がデンマークを行き来するための機会を得るようになるだろう。
●観光が再開されれば入国者が大幅に増加することが期待されることを考慮に入れて、モノと人が国境を超えることを基本的に妨げるような網羅的な国境管理を行うことなく、デンマーク入国要件を満たす人がそれだけで入国できるようなモデルを確立する必要がある。これは例えば、必要な書類なしで入国しようとする人に対する罰金等を伴う、柔軟でランダムな入国管理によって補足される。
●デンマークへの入国時のCOVID-19陰性検査の提示の要件は緩和され、検査は入国前48時間以内に実施される必要がある(これまでは24時間前)。

(3)第三段階:高齢者と脆弱な市民、および希望する50歳以上の市民がワクチンの第1回接種を終えたとき:5月14日
●黄色(開放国)とオレンジ色(検疫国)の国/地域の制限の基準となる新規感染者人数が、人口10万人あたり1週間で20/30人から50/60人に引き上げられる。これによって、多くの国について、承認に値する入国目的の要件が適用されなくなるとともに、黄色の国に分類される国からの渡航者は隔離義務が適用されなくなる。
●承認に値する目的の要件は、EU/シェンゲン協定加盟国のオレンジ色の国から入国するすべての外国人に対して廃止される。これは、(EU/シェンゲンの)オレンジ色の国からの観光客は、今日とは異なり、入国することができるようになるが、ワクチン接種済みであるか過去に感染したことがある場合を除き、入国後の検査と隔離の義務の対象となることを意味する。
●国境地域から入国する人は観光客を含め、デンマーク入国後の隔離義務を免除される。

(4)第四段階:EUコロナパスの実施後:6月26日を想定
●EUコロナパスの導入により、検査で陰性になったか、ワクチン接種済であるか、過去に感染したことがあるかを証明することができることを前提として、ヨーロッパで夏休みを過ごしたり、デンマークに夏、観光客を受け入れたりすることが可能になる。コロナパス適用の最終的なアプローチは、引き続きEUで交渉中である最終的なモデルに即して行われる必要がある。
オレンジの国/地域から陰性結果だけを持って入国しようとする人に対しては、引き続き入国後の検査義務が継続することが想定される。
●コロナパスなしで渡航する人に対しては、引き続き渡航制限と感染防止対策が適用される。第四段階に向けた詳細は関係政党との作業でより明確にされる。

(5)日本など第三国への渡航に関するもの
●第三国への渡航制限は、EUの共通のアプローチに従う。このことは、EU域外の非常にわずかな「開放国」からの入国のみがオープンになることを意味する。
●その他の第三国については、承認に値する目的がある場合のみデンマークに入国できる。EUのアプローチについては、夏休み前に再交渉されることが期待されている。
政府はその再交渉ができるだけ早く開始されるよう尽力する。

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