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ニューヨーク市内で拳銃発砲事件が多発

今年、ニューヨーク市内では拳銃発砲事件が多発しており、6月以後急増しております。

ニューヨーク市警察の発表によれば、本年6月中に205件の発砲事件が発生しており、昨年同期の89件と比較して130%以上増加しております。

この傾向は7月も継続しており、先週1週間だけでも80件以上の発砲事件が発生し、週末の2日間には30件の発砲事件で11人が死亡しております。最近の傾向として、従前から発砲事件が多く発生しているブロンクスやクイーンズ地区等の他、マンハッタンでも発砲事件が発生しております。

ニューヨーク市警察(NYPD)によれば、保釈制度改革とコロナウィルス対策で、多数の犯罪者が刑務所から釈放されており、治安悪化要因になっている模様です。

(ニューヨーク市警察の発表)
https://www1.nyc.gov/site/nypd/news/pr0706/nypd-citywide-crime-statistics-june-2020

(最近発生した主な発砲事件(報道))
・7月5日夕方、ブルックリン区のBronx streetにおいて、乗用車から親子連れが撃たれ父親が死亡
・7月6日夕方、クイーンズ区のSt. Albansにおいて、少年が首と体を撃たれ負傷
・7月7日夜間、イーストハーレム地区の375 Pleasant  Avenueにて男性が胸を撃たれ、病院に運ばれたが死亡
・7月9日明け方、マンハッタン区のColumbus Avenue And West 105Th Streetにて男性が胸を撃たれ死亡

また、NY市が犯罪マップ(https://maps.nyc.gov/crime/)を公表しているのでこちらも併せてご参照ください。

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