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EU・シェンゲン域外国居住者へのスペイン入国制限の一部解除等について

現地時間7月4日から適用される、EU・シェンゲン域外国居住者へのスペイン入国制限の一部解除等について、最新のプレスリリースの概要は以下の通りです。

また今回の発表により日本からスペインへの入国は7月4日より可能になります。

(1)EU・シェンゲン域外国居住者へのスペイン入国制限の一部解除

現地時間7月3日、スペイン内務省は、EU理事会の勧告を踏まえ、EU・シェンゲン域外国の居住者へのスペイン入国制限の一部解除に関する省令を発表しました。当該制限の一部解除は、7月4日0時から適用され、当面7月31日24時まで有効となっております(延長や変更の可能性があります。)。

この度のプレスリリースで発表された入国制限解除対象国は以下の通りです。

アルジェリア、豪州、カナダ、ジョージア、日本、モンテネグロ、モロッコ、ニュージーランド、ルワンダ、セルビア、韓国、タイ、チュニジア、ウルグアイ、中国
(ただし、アルジェリア、モロッコ及び中国は相互主義を条件とし、対象国は、内務大臣の決定により変更することができる。)

(2)空港及び港湾におけるスペイン入国時の手続きについて

7月1日、保健省は、空港及び港湾からスペインに入国する全ての者に対し、「申告書面の提出」、「検温」、「目視によるチェック」、を課す旨の規則を官報に掲載し、同日に発行されました。具体的な措置は以下のとおりです。

(申告書の提出)
スペイン国外の空港又は港湾からスペインに入国する全ての者は、スペインに向けて出発する前に、保健省の専用ページ「https://www.spth.gob.es/」又は専用の無料アプリ「SPAIN TRAVEL HEALTH-SpTH」に表示されるフォーマットに電子的に記入し、提出する必要があります。提出後、QRコードが送付されますので、入国時に提示する必要があります。

また、発表では、スペインに入国する全ての者と記載されていますが、空港管理会社(AENA)や航空会社によれば、EU・シェンゲン域外国居住者が、スペインへの入国無しで、乗り換えのみでシェンゲン域外国(英国等)へ移動するトランジットの場合であっても提出が求められており、出発時の空港カウンターでのチェックインの際にも、申告の有無がシステムでチェックされているとの情報がありますので、スペインに入国しないトランジットのみの場合でも、念のため上記の手続を行うことをお勧めします。

<保健省の専用ページを通じた申告手続きの流れ(アプリも同様)>
https://www.es.emb-japan.go.jp/files/100071248.pdf

これらの詳細や最新情報については、在スペイン日本国大使館のHPを参照してください。
https://www.es.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

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