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【ギリシャ入国情報】日本からのギリシャ入国時に到着前検査による陰性証明書が求められています

2月7日以降、EU・シェンゲン協定加盟国、及びEUデジタルCOVID-19認証システムの加盟国(33か国、日本は含まれていません。)からの入国者については、入国時にEUデジタルCOVID-19証明書の提示が必要となりました。
   

ただし、日本を含むその他の国・地域からの入国者については、ワクチン接種の有無等に関わらず、新型コロナウイルス検査の陰性結果証明書(到着前72時間以内のPCR検査、または到着前24時間以内のラピッドテストによるもの)の提示が義務付けられています。

1 入国時の証明書提示義務
 全てのギリシャ入国者(5歳以上)は、次の証明書の提示義務があります。
(※4歳以下は提示義務免除)

(1)EU・シェンゲン協定加盟国、サンマリノ、アルバニア、アンドラ、アルメニア、バチカン、北マケドニア、ジョージア、スイス、エルサルバドル、アラブ首長国連邦、英国、アイスランド、イスラエル、台湾、リヒテンシュタイン、レバノン、モロッコ、モンテネグロ、モルドバ、モナコ、ノルウェー、ニュージーランド、ウクライナ、ウルグアイ、パナマ、カーボベルデ、セルビア、シンガポール、タイ、トンゴ、トルコ、チュニジア、フェロー諸島からの入国者は、次のいずれか一つの項目に該当するEUデジタルCOVID-19証明書の提示が義務付けられる。

ア ワクチン接種証明書
・接種完了後(2回接種が必要なワクチンの場合は2回とも完了後)少なくとも14日間が経過しており、9か月間以内であるか、強化接種を完了していること
・接種証明書には、旅券通りの氏名、ワクチンの種類、接種の回数、接種の日付が記載されていること
・現時点でのワクチンの種類はPfizer BioNtech、Moderna、Astra Zeneca/Oxford、Novavax、Johnson + Johnson/Janssen、Sinovac Biotech、Gamaleya (Sputnik)、Cansino Biologics、Sinopharm等が認められる

イ 新型コロナウイルス感染治癒証明書
・診断方法は、PCR検査もしくはラピッドテスト(抗原検査・Rapid Antigen Test)であること
・証明書は、当初の陽性結果から14日経過後に発行され、180日以内であること

ウ コロナウイルス検査陰性証明書
(ア)到着前72時間以内のPCR検査の陰性結果証明書
鼻腔又は口腔内粘膜から検体が採取されたPCR検査であること
又は、
(イ)到着前24時間以内のラピッドテストの陰性結果証明書
・検査機関及び証明書の発行元は、各国(出発国か通過国)のナショナル・レファレンス検査機関(当地におけるパスツール研究所等)、公立検査機関、もしくは保健衛生当局が認証した民間検査機関(必ずしも新型コロナ専用検査機関である必要はない)であること

(2)上記1(1)以外の国からの入国者は、次のいずれか一つの証明書の提示が義務付けられる。
ア 到着前72時間以内のPCR検査の陰性結果証明書
鼻腔又は口腔内粘膜から検体が採取されたPCR検査であること
又は、
イ 到着前24時間以内のラピッドテストの陰性結果証明書
・検査機関及び証明書の発行元は、各国(出発国か通過国)のナショナル・レファレンス検査機関(当地におけるパスツール研究所等)、公立検査機関、もしくは保健衛生当局が認証した民間検査機関(必ずしも新型コロナ専用検査機関である必要はない)であること
・英語で表記されていること
・旅券どおりの氏名が記載されていること

※一方で、ギリシャ国内措置では、2月7日以降、強化接種を受けていない者は、2回で完了するワクチンの場合は接種完了から7か月以上、1回で完了するワクチンの場合は接種完了から3か月が経過した場合、年齢を問わず、ワクチン接種完了者とみなさないとされています(こちらはギリシャ国内航空便の利用にも適用されますのでご留意ください。)
   また、長距離交通機関(航空便・鉄道等含む)や多くの店舗・施設の利用時にワクチン接種証明書、感染治癒証明書、新型コロナウイルス検査陰性証明書のいずれかが必要です。なお、EU以外のワクチン接種証明書は、紙面で提示可とされていますが、店舗・施設側がEUデジタルCOVID-19証明書のみを認めるケースも散見されていますので、ご留意ください。

2 これについて、官報には明記されていませんが、先日、ギリシャ当局(空港警察)に確認したところ、日本から当地への入国時にEUデジタルCOVID-19証明書を所持している場合は、到着前検査による陰性証明書は不要である旨回答があったことを先般の領事メールでお知らせしたところですが、本日、再度別のギリシャ当局(民間航空局)に確認したところ、日本から渡航する場合は、当地在留の方で、かつEUデジタルCOVID-19証明書を所持していても、新型コロナウイルス検査の陰性結果証明書の提示が必要であるとの異なる回答がありました。

3 また、実際に日本からギリシャへの渡航時にEUデジタルCOVID-19証明書をお持ちの方でも、航空会社から別途検査による陰性結果証明書を求められたケースが確認されています。つきましては、上記1の出入国措置についてくれぐれもご留意いただき、EUデジタルCOVID-19証明書をお持ちの方も陰性結果証明書をご用意ください。また、現行の出入国措置は2月21日午前6時まで有効とされていますが、今後さらに延長・変更される可能性もありますので、渡航の際は最新の情報にご留意ください。
 ギリシャ当局でも対応が異なっており混乱が見られます。ギリシャへの出入国制限措置の詳細については、在京ギリシャ大使館にお問い合わせください。

在ギリシャ日本国大使館
http://www.gr.emb-japan.go.jp

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