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5月1日よりデンマークへの出入国の更なる再開/デンマーク外務省の渡航情報の改定について

デンマーク外務省は、5月1日から始まるデンマークへの出入国の第二段階の再開について発表しました。
●5月1日(土)からデンマーク入国時の陰性証明の期限が、現行の24時間から48時間に変更。
●(オレンジ色のEUおよびシェンゲン協定加盟国の居住者であり)ワクチン接種を受けた者、感染歴のある者は一定の条件の下、入国時時後検査、隔離義務、デンマーク入国時の陰性証明提示義務等が免除に。(赤色の国からの入国は除く)
●日本は引き続きオレンジ色の国に分類。

1 デンマーク外務省の渡航情報の改定
4月30日、デンマーク外務省は5月1日から始まる旅行活動の第二段階の再開についてプレスリリースで発表しました。概要は以下のとおりです。
(デンマーク外務省プレスリリース)
https://um.dk/da/nyheder-fra-udenrigsministeriet/newsdisplaypage/?newsID=2E708143-FE17-42AE-95AF-CDDDDD8CD106
(1)2021年5月1日(土)午前0時から、以下の新しい規則が適用されます。
●デンマークに居住するワクチン接種者とその同伴者の18歳未満の子供は、帰国後の検査や隔離を必要とせず、世界のオレンジ色の国に渡航することが可能となるが、15歳から17歳までの同伴者の子供は、デンマーク入国時に検査を受ける必要がある。
●デンマークに居住する感染歴のある者は、帰国後の検査や隔離義務なしに、世界のオレンジ色の国に渡航可能となる。
●ワクチン接種者や感染歴がある者は、黄色およびオレンジ色の国からデンマークへのフライトに搭乗する前に、陰性証明を提示する必要がなくなる。
●デンマーク入国前の検査要件が緩和され、国境を越えて移動する場合も、航空機で移動する場合も、検査は入国の最大48時間前以内に実施される必要がある(現在は24時間前)。
●オレンジ色のEUおよびシェンゲン協定加盟国の居住者であり、EUおよびシェンゲン協定加盟国でワクチン接種を受けた外国人は、陰性証明の提示や承認に値する目的なしにデンマーク入国が可能となり、入国時の検査と隔離の義務が免除される。
●赤色の国や地域からの入国には、厳格化された要件が引き続き適用される。
各国の色分けは下記サイトでご確認ください。

(2) 渡航勧告
●外務省は、ワクチン接種者とその同伴者である18歳未満の子供、またはデンマークに永住権を持つ感染歴がある者に対して、オレンジ色の国や地域への渡航を控えるよう勧告しない。
●ただし、これらの旅行者は、ビジネス旅行者と同様に、目的地で大、い幅な入国制限がある可能性があることを引き続き認識しておく必要がある。

また、4月28日に渡航勧告が改定され、インドが赤色の渡航勧告になりましたが、前回のプレスリリースhttps://um.dk/da/nyheder-fra-udenrigsministeriet/newsdisplaypage/?newsID=50A2221C-6F7F-4E7C-8F55-0818F632D336 (4月24日付)からEUおよびシェンゲン協定加盟国、第三国への渡航勧告に変更はなく、日本は引き続きオレンジ色の国になります。

(3) ワクチン接種者と感染歴のある人
ワクチン接種者を対象とした規則の適用を受けるためには、以下の要件を満たす必要があるとされています。
●欧州医薬品庁(EMA)が認可したワクチンを接種していること。なお、デンマークで受けるCOVID-19の予防接種ワクチンはEMAによって承認されている。
●予防接種が完了してから(最後の接種)14日以上、最大180日以内であること。
●EU/シェンゲン協定加盟国の居住者であり、EU/シェンゲン協定加盟国での予防接種を完了していること。
●過去にCOVID-19に感染したことのある人が、デンマーク入国後の検査・隔離要件を免除されるためには、デンマーク入国前14日以上180日以内に実施されたCOVID-19の抗原検査またはPCR検査が陽性であった証拠を提出しなければならない。
●感染歴のある外国人がオレンジ色の国から入国する場合は、引き続きデンマーク入国のために承認に値する目的が必要。

(4) 搭乗前検査の免除要件
デンマーク行きのフライトで搭乗前の検査を免除されるためには、EUまたはシェンゲン協定加盟国で発行された予防接種完了の証明書が必要となります。

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