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【ニュージーランド新型コロナウイルス関連情報】ワクチンパスの導入について

●NZでは「ワクチンパス」(ワクチン接種証明書)の申請が、11月17日より開始されました。
●ワクチンパスは、「緑・オレンジ・赤」から成る新型コロナウイルス保護枠組(以下「信号システム」)の導入後、様々な場所で必要となる可能性があります。信号システムへの導入時期は、11月29日に発表される予定です。
●日本等海外でワクチンを接種した場合、海外の接種証明書をNZの「ワクチンパス」に書き換える必要があります。書き換えには2週間程度かかるため、早めに申請することをお勧めします。

1 ワクチンパスの導入
 11月17日、NZ政府は、ワクチン接種証明書「ワクチンパス」(My Vaccine Pass)の申請受付を開始したと発表しました。概要は以下の通りです。
(1)申請方法:申請サイト“My Covid Record”(以下)又は0800 222 478(無料電話)から申請可能。現在大変混雑しているので、数日待ってから申請することを勧める。
https://mycovidrecord.health.nz/
(2)内容:QRコード、氏名、生年月日が記載される。
(3)申請に必要なもの:申請サイトからの申請には、メールアドレス(1人1つ、ない場合は要入手)及びID(出生証明書、NZの国籍証明書、NZの運転免許証、NZ又は豪のパスポート)が必要。NHI番号は不要。
 これらがない場合でも、0800 222 478(無料電話)から申請可能。
(4)媒体:スマホへのダウンロード、ハードコピー(紙に印刷)のどちらも可。
(5)外国で接種した場合:外国の接種証明書を入手し、それを書き換えること。書き換えには2週間程度を要する(以下4参照)。
(6)外国渡航用のワクチンパス:別途申請可能(以下5参照)。
(7)対象となるワクチン:ファイザー、アストラゼネカ、モデルナ等(11月26日までは8種類、その後は23種類が対象となる)。

3 ワクチンパスの提示に関するルール
(1)ワクチンパスの提示が不要の場所
スーパー、薬局、医療保健機関、ガソリンスタンド、公共交通機関等。
(2)その他の場所
各種イベント、結婚式等の集会、レストラン、美容院、フィットネス、大学等高等教育機関等について、ワクチンパスの提示を求めるかはイベント主催者や店舗の経営者等の判断に委ねられますが、ワクチンパスの提示を求めるか否かで、レベル(色)により、規制が異なります。詳しくは以下をご覧ください。
https://covid19.govt.nz/alert-levels-and-updates/covid-19-protection/

4 日本でワクチンを接種された方へ
(1)NZのワクチンパスへの書き換え
日本等外国のワクチン接種証明書は、そのままでは、NZ国内で利用することはできませんので(但し、以下(2)の通りNZ「入国用」としては使用できます)、NZのワクチンパスに書き換える必要があります。書き換えには、2週間ほど要しますので、早めに申請することをお勧めします。詳しくは以下のサイトをご覧ください。
<NZ保健省:海外のワクチン接種証明の扱い>
https://www.health.govt.nz/our-work/diseases-and-conditions/covid-19-novel-coronavirus/covid-19-vaccines/my-covid-record-proof-vaccination-status/covid-19-overseas-vaccinations-and-certificates

*日本で接種したものの、接種証明書を取得していなかった場合、日本の接種証明書をまず入手し、それをNZのワクチンパスに書き換える必要があります。日本の接種証明書の入手方法は、接種した自治体によって対応が異なりますので、各自治体にご確認ください。なお、代理人による申請も可能ですので、日本在住の家族等に依頼することも考えられます。

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