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【香港入国情報】香港政府による日本の「GroupA(高リスク国)」指定について

11月30日(火)、香港政府は、12月3日(金)より日本を「GroupA(高リスク国)」に指定すると発表しました。これにより、香港に入境できるのはワクチンを完全接種した香港居民のみとなり、香港入境時の指定ホテルでの強制検疫期間は14日間から21日間に延長されます。

11月30日(火)、香港政府は、日本でオミクロン変異株の感染者が確認されたことから、12月3日(金)午前0時より、日本のリスク指定を「GroupB(中リスク国)」から変更し、「GroupA(高リスク国)」に指定すると発表しました。(ポルトガル及びスウェーデンも同時にGroupA国に指定されました。)これによる変更点は以下の通りです。

1 入境要件
  ワクチンを完全接種した香港居民(香港IDまたは長期滞在査証を取得している者)(変更前:香港居民またはワクチンを完全接種した非香港居民)

2 指定ホテルでの強制検疫期間
  21日間(変更前:原則21日間、ワクチン完全接種した者は14日間)

3 ワクチン接種証明書
  英語または中国語で必要な要件(下記参考2)の記載があり、かつ、以下のリスト(下記参考1)に記載された、香港政府が認めた国で発行した証明書のみ認められる。

(参考1:CHP香港:List of Places of Issuance of Recognised Vaccination Records)
https://www.coronavirus.gov.hk/pdf/places_of_issuance_recognised_vaccination_records.pdf
※日本は上記リストに記載されているため、日本で発行されたワクチン接種証明書は引き続き使用できます。

(参考2:CHP香港「Documentary proof for completion of vaccination (if applicable)」)
https://www.coronavirus.gov.hk/eng/inbound-travel.html#Vaccination

4 12歳未満でワクチン未接種の子供の入境
 子供が香港居民の場合、ワクチン完全接種した香港居民(子供との関係は問わない)と共に入境する場合は入境可能。子供が非香港居民の場合、ワクチン完全接種した香港居民である親と共に入境する場合は入境可能。
(参考:CHP香港「Boarding and Quarantine Arrangements for Accompanied Children」)
https://www.coronavirus.gov.hk/eng/inbound-travel.html#AccompaniedChildren

5 入境後のPCR検査
 21日間の強制検疫期間中に6回のPCR検査を受け、さらに入境後26日目(入境日を1日目としてカウント)に地区検査センター(CTC)でPCR検査を行う必要がある。
(地区検査センターサイト)
https://www.communitytest.gov.hk/en/

6 その他注意事項
・香港入境時に提示が必要な書類は以下の通り。
【有効なワクチン接種証明書、PCR検査陰性証明書、政府指定ホテルの予約票(21日間)、香港IDまたは長期滞在査証】
・12歳以上17歳以下で、コミナティワクチンを1回接種し14日間以上経過した者については、ワクチン完全接種者とみなす。(※日本で接種可能なワクチンのうち、コミナティワクチン(ファイザー社製)のみ認められます。)
・香港行きの飛行機へ搭乗72時間前以内に取得するPCR検査証明書は引き続き必要であり、要件は変更がない。
(参考領事メール:新型コロナ(その111:香港政府による日本の「高リスク国」指定(検査機関情報の追加))
https://www.hk.emb-japan.go.jp/itpr_ja/corona_2021_111.html

(香港政府プレスリリース)
https://www.info.gov.hk/gia/general/202111/30/P2021113000884.htm

(CHP香港コロナ関連サイト)
https://www.coronavirus.gov.hk/eng/index.html

※現行の各種防疫措置・出入境措置等の内容については以下のリンクよりご確認ください。
https://www.hk.emb-japan.go.jp/files/100221279.pdf

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